自分の価値を知る 新卒採用であれば、誰もが社会人として働いた経験がないわけですから、採用する企業側としても、その個人が持っている適性や可能性で評価して採用しますが、転職をするうえにおいての中途採用者の価値とは、基本的に経験と実績がすべてがものをいいますが、社会人としての一定の経験を踏まえて評価されるわけですから、モラトリアム気分が抜けきらないような人は採用されません。現在の日本においてはなんといってもまず精神的な自立が求められています。 ここ2〜3年の成人式での報道などを見ても、年齢的、肉体的には十分に成人にふさわしいのに世の中では、「今の若い人たちは、実際の年齢に対して、7掛け、8掛けぐらいの精神年齢だ」といわれているようです。 一説には「30歳成人説」というものもあるほどです。大学時代はモラトリアムでも、就職というイベントを境にそのモラトリアム状態から脱却していくのが一般的です。しかし、最近の傾向としては、学校を卒業してとりあえず就職はしたものの、働き始めてもモラトリアムが延長されている、モラトリアム気分が抜けきらずに残っているという方が多いとききます。原因には少子化が進んでいるのもあるかもしれません。親側が子供たちを手放さないのですね。子離れ、親離れができずに依存していく生活では、精神的な自立はおぼつかないことはわかりきったことです。 さて、この基本を押さえた上で、転職をする上で自分の市場価値を測る方法ってあるのだろうか?って思うことでしょう。これは簡単です。いくつかの会社をうけて、合格したか?そしてどの程度の報酬を呈示されたかということで自分の価値を知る方法。またいくつかの人材紹介会社に登録したり、ヘッドハンターに直接面談をして、自分の市場価値を判断してもらう方法。 最近では、インターネットで適職を判断しているサービスもあるのですがインターネット型の査定サービスを運用している会社に登録し、そこから年収や適職査定結果を手に入れることができます。 また、あなたの知らないあなたを知っている友だちは貴重な情報源となります。あなたは自分自身については、内面的にはよく知っているでしょう。 しかし、その一方で、あなたが他人にどのような印象を与えているかとか、あなたを人に紹介する時にどんなふうに説明するかということは知らないですよね。外から見たあなたについては友だちほど詳しくはないはずです。 そんな社会的視点から見た自分をよく知っていて、あなたに教えてくれる貴重な存在が友だちです。友だちは、あなたが仕事を探しているという相談をすることで、思わぬ話をもってきてくれることもよくあります。自分ひとりで悩まず友達に相談することで自分の価値を知るきっかけになることもよくある話です。